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ランログ

ランニングのためのログと日記。

ざわついて書けなかったこと

日記

じつはブログを毎日書いていた。


ランニングの習慣ができたので「ジョグノート」というサイトを利用して、毎日走った距離、体重の変化を記す。その中で、日々気づいたことをメモ代わりにでも残しておこう、そんな動機だった。
 
こっちにも(はてなブログにも)書こうと思ったのは、その雑記があふれるようになったから。
それに、はてなブログに郷愁のようなものを感じていて、こっちのほうがよりよく書けるような気がしていた。
 

■ 書けないのは何のせい?

でも実際には書けていない。
理由はいろいろあるのだが、まあつまり、その「いろいろ」に集約されている。考えがまとまらず、書けなくなってしまったのだ。
 
最近、本当にいろんなことがあった。
感情がぶれて部屋に行動指針の張り紙をして、冷静さを保とうとしてしまうくらい。
 
これまでの自分では考えられないほど、怒り、憎悪し、憔悴し、そして、虚脱し、受け入れ、新しい変化の芽吹きに心をざわつかせたりなんかしていた。
わかりにくい表現が続いてしまって申し訳ないのだけれど、いまは言うに言えない。書くに書けない。
言葉に落とした途端、また感情のぶれが起きてしまいそうで、それに向き合う準備ができていないから。
 

■ 昨日あったこと

昨日あったことを備忘録代わりに少しだけ書く。
 
社内のとある女性と食事をした。
イタリアンのバルで。ワインがおいしくて、ブリのステーキが絶品だった。ほかの料理もおいしかった。
 
ただ、そんな素敵な店がどうでもよくなってしまうくらいに緊張していた。理由はよくわからない。こういうことが久しぶりだったからかもしれない。
または、彼女の好意をなんとなく感じていて、どう対処していいか、わからなかったからかもしれない。
 
ちなみに言っておくけれど、これは恋愛感情ではないと思う。きわめてグレーではあるのだけど、なんとなく波長が合いそうだな、という感じ。それはお互いに感じとっていたように思う。
だからこそ、仕事上の接点は少ないにもかかわらず、こうして食事をすることになった。
 
会話はあまり噛み合っていなかった。お互いに前のめりで、知ってほしいことを通常の五割増の情報量で伝え合い、そのうち半分も受け取りきれないまま、会話が止まらずに延々と続いていく。
店内の喧騒もあって、いくらか聞き間違いがあった。それでも会話は回転しつづけ、もう一軒行くことになった。話し足りないと彼女は言っていた。ぼくもそう思っていた。二軒目は、彼女がたまに使う店とのことだった。
 

■ 二軒目とその後

彼女は、そこでお酒を飲むのをやめてチャイにした。ぼくは、ここでもワインを飲んだ。もうすでに前後不覚でふらふらしている。ただとても気分がよかった。
 
そのあとの記憶は曖昧になる。人肌の暖かい温もりと、彼女の「あっ」というあえぐような声を耳に残して。
 
気づくと、ぼくは新宿のホームで紫色の吐瀉物の上に立っていた。
もちろんそれは自分で嘔吐したもの。お気に入りのカンペールの靴が台無しになってしまった。手にバッグがない。おそらく山手線を周回していることだろう。
 
迂遠な書き方をしたが、取り立てて何かあったわけじゃない。「取り立てて」を隠れ蓑にするが、まあなにもなかった。本当に。
いや、そう言うと嘘になるか。
 

■ 翌日とそれから

翌日、その子とはすこし気まずくなった。会話をしなかった。視線は何度かあった。
就業後、彼女から「食欲がなくて困った」と連絡がくる。それに冗談めいた返信したが、ジョークが高度過ぎた(と、思いたい)のか、伝わらなかった。
 
今回のことで、ひとつだけわかったことがある。その子とは笑いのツボは合わないらしい。それ以外のことはまったくわからない。